活性酸素を退治する~ポリフェノール他~
まずお知らせです。
本日15時より、袋井市の
放射能と食の安全を考える会さんが第一回お話会を開催します。
ふるってご参加を
また本日より静岡県でも
文部科学省による
静岡県内の航空機モニタリングが行われます。
汚染状況の把握とのことです。
10日間ほどモニタリングを行うようですが、結果が気になります。
さて。
放射線は当然ながら原子レベルで人間の体を破壊するので、被曝は
避ける必要があります。
この程度までは安全です、などという言葉は、私は信じていません。
…とはいえ、核実験による大気土壌汚染・各原発施設&再処理施設からの汚染・チェルノブイリからの汚染は今までもあったわけで、今地球上に生きている私たちは残念ながら被曝ゼロという状況ではないのだろうとも思います。
さらに、福島第一原発の爆発。
大気も土壌も海も汚染されました。
今できることは、
◆高濃度汚染地域からの疎開
◆汚染の疑いのある食品を避ける
◆免疫力を上げる食事を摂る・抗酸化物質を摂る
ということだと思います。
その中でも私個人ができることは汚染食品を避けるということと、免疫力をあげる食事をとること。
ということで、先日の記事に続いて、放射線被曝の際に発生する活性酸素に対抗する抗酸化物質についてです
ポリフェノール群
植物の苦みや色素に含まれる成分で、その種類は実に5000種以上ともいわれています。
摂取後30分から作用し、効果は2~3時間と短いのですが、積極的に摂っていきたい成分です。
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アントシアニン(青紫) 茄子・赤紫蘇・紫いも・ブルーベリー・ぶどう
(肝機能を向上させる 疲れ目解消)
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カカオマスポリフェノール チョコレート ココア
(ピロリ菌・O157などの増殖を抑える 殺菌作用)
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カテキン 茶 ワイン りんご ブルーベリー
(殺菌作用 高血圧予防)
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リグナン 亜麻仁 ゴマ ライ麦ふすま 小麦ふすま
(アルコール分解能力 肝臓ガン予防 更年期障害予防)
そのほか、
イソフラボン(大豆)・ショウガオール(生姜)など、ポリフェノールは抗酸化作用とともに他にもいろんな作用が期待できます
カロテノイド
天然に存在する色素。
脂溶性(油と共に摂取すると効果的なので食事の際にはぜひカロテノイドを含むお料理を)。
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αカロテン・βカロテン 人参 かぼちゃ
(体内でビタミンAに変換)
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リコピン トマト 柿 スイカ
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ルテイン ほうれん草 ブロッコリー
(視力維持)
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ゼアキサンチン かぼちゃ トウモロコシ ブロッコリー
(白内障予防)
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アスタキサンチン 鮭 海老 蟹
(紫外線からのダメージを修復)
これらも強い抗酸化作用が期待できます。
放射線被曝の害は体内の至るところで起こります
バランス良く、おいしく食事をとりながら、被曝対策していきたいですね。
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