土壌検査(お茶とその近隣の汚染について)

今回初めて土壌検査を行い、結果が出ました。

まる(赤)磐田市二之宮(畑)
セシウム134:1.5Bq セシウム137:不検出 カリウム:421.7Bq セシウム合計1.5Bq

まる(赤)島田市川根町家山(大井川河川敷)
セシウム134:22.8Bq セシウム137:31.3Bq カリウム581.3Bq  セシウム合計54.1Bq

まる(赤)島田市川根町塩本(茶畑)
セシウム134:5.8Bq セシウム137:7.4Bq カリウム:182.6Bq  セシウム合計:13.1Bq

お茶の汚染に興味があって(というと語弊があるかもしれませんが)、今回はその土壌の状態がどうであるか近隣の平地と比較してみたいと思い、検査しました。

厚労省の行った食品検査をみてみますと、お茶の汚染数値と近隣の土壌汚染の数値はほぼ一致するかと思います。
(静岡県の今までの土壌検査結果はこちら。)

お茶の木の形状からすればごく自然なことですが、地上に降り注いだ放射性物質を茶の木が全面に受け留め、そうでない土壌は同じ分汚染されたということだと思います。

たとえば川根茶は一番茶の製茶検査で約350Bqのセシウムを検出していますが、製茶ですと数値は生葉の6倍程度になりますから、実際の茶の汚染数値は約58.3Bqです。
近隣の土壌が54.1Bqですから、ほぼ一致しますね。

今年はお茶の被害は甚大でしたが、このように土壌の酷い汚染を免れたということは、茶のセシウム量は徐々に減っていくことであろうと思います。

それよりも、その近隣の地域です。
子どもの遊ぶ公園・グラウンド等、早急に土壌検査を進めていく必要があると思います。


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